小江戸川越ハーフマラソンで驚いたのは、
ゴール後に手渡されたドリンクが

レッドブル

だったことです。

🤯😲😱

思わず、

フィニッシュ後に
翼を授かって
どうするの！！！
（走ってるときにください）

と、1人でツッコミを入れました😨

経験上、ゴールではスポーツドリンクや
水などの飲料、バナナやオレンジなどが
配布されることが多いです。

良い大会だと、ボディメンテやアミノバイタルなど
リカバリー向きのジェルもあります。

普段、エナジードリンクの類を
全く飲まない身としては、
一瞬面食らったのですが、

「本当にありなのか」

調べてみました。

エナジードリンクの成分

レッドブルにはカフェインと糖分が含まれるため、
エネルギー補給と覚醒作用で
疲れた体に元気をもたらす効果があります。

ゴールしたランナーは疲労しているので、
この点では理にかなっていると思います。

ゴール後が本番（打ち上げなど）

と考えるランナーにはいいかもしれません🤔

しかし、ゴール後すぐに摂取するのがこれか、
というと懸念点が残ります。

懸念点①脱水と電解質補給

レッドブルにはナトリウムやミネラル分の
含有量がないため（あるいは少ない？）

体内の電解質バランスを
補給する意味では物足りません。

最近の研究では、カフェイン入りでも
水分補給にはなりますが、

発汗による脱水と電解質喪失には、
ナトリウムやミネラル入りの
スポーツドリンクの方が適しています。

懸念点②タンパク質

砂糖による糖質は含まれますが、
筋肉を修復するたんぱく質がないため、
リカバリーとしては不向きです。

※タンパク質補給は、大会としては
完走者全員に川越汁を振舞ってくれたので
（けんちん汁にサツマイモが入ったようなもの）
別途考えてくれていたのだと思います。

レッドブルには、血流を促進するアルギニンや
エネルギー産生促進のビタミンB群も
含まれていることを考えると、

本当に望ましいタイミングは
「スタート前」か「運動中」と考えます。

運動中の炭酸摂取はお腹にくる、
という人も居ますので好みがありますが😅

海外でも、エイドでレッドブルを
提供する大会はあります。
（一例：オークランドマラソン）

と、いうことで…

個人的には、エナジードリンクは
フィニッシュ前の活用を推したいと思います。