今年に入りアシックスが打ち出した
サブ4向けのマーケティングを
興味深く眺めています。

アシックスの取り組み

2023年2月にサブ4をターゲットとした
「s4」を発売。

5月には、東京と大阪で「Challenge 4」という
4時間切りに特化した大会を開催します。

記事にもある通り、発案は社長自身が
4時間を切った体験からのようですが、

高速化を競うメーカーとは別の視点で、
市場を開拓する姿勢は注目に値すると思います。
（アシックスも「メタスピード」シリーズを
　出しているので、そちらにも手は打っています）

大会も周回コースながら公認ですし、
複数のペーサーで4時間切りを完全サポートする、
という本気度が良いですね。

自分が走り始めのランナーだったら
参加していたと思います🙄

サブ４について

サイトでは「勲章」とまで書いてありますが、

フルマラソンの4時間切り、通称「サブ4」は
走り始めた人や、記録向上を目指す人などが
一度は目にする目標だと思います。

「4時間」はキリの良い数字なだけで、
特に深い意味がある訳ではないですが、

普段走っていない人が
まぐれで達成できる記録ではありません。

マラソンの楽しみ方は人それぞれなので
タイムに縛られる必要はありませんが、

具体的な目標があれば励みになる、
という人には、絶妙な目標になると思います。

アシックスの企画は、
初心者～中級者市場の開拓だけでなく、
目標達成の喜びやマラソンの醍醐味を
多くの人に味わってもらおう、

という主旨と思われるので、
ランニング人口を拡げる一手として
ぜひとも盛り上がって欲しいですね。