カモメのはぐれ旅

健康オタクが日本と世界を走る。SixStar Finisher達成(2023/9)

21年ロンドンマラソンの注目データ3選

21年ロンドンマラソンで、個人的に注目したデータを
3つほど紹介します。

その①優勝者はほぼイーブンペース

女子優勝のジェプコスゲイ選手は、
ハーフのラップが1:08:51→1:08:52と、
これ以上ないくらい理想のイーブンペースです。



男子優勝のレマ選手は、1:01:26→1:02:35なので、
若干落ちていますが、落ち幅が少なく
こちらもイーブンペースと言って良いと思います。

男女ともに、40キロを過ぎてから周囲の選手を引き離したので
見ている方はペースアップをしたと思ったのですが
実態はペースを保っていただけということになります。


最後まで落とさないのも強さですね。
勉強になりました。

その②実は「ベルリン以上」

恒例のパーセンタイルを確認しました。


男子は、完走者21429名のところ、
上位1割(2142位)のラインが驚異の3:00:16😱😱😱


ベルリンより参加人数は多いですが、
「サブ3をとってギリギリ上位1割」というのは圧巻です。


※通常、サブ3は上位3%程度と言われます。


晴れ・曇りで気温12℃(スタート時点)という
絶好のコンディションも影響していたと思いますが、
コース自体もフラット基調で走りやすいです。


仮装ランナーも目立ち、ファンランの印象が強い
ロンドンマラソンですが、
実はベルリン以上に高速コースであることが分かります。

その③6連戦もなんのその!?

5つのメジャーズを含む、6週連続フルに挑戦中の
フラナガンさんですが、


ベルリンを2:38で快走した後は、
ロンドンで2:35(一般1位)

と、とんでもないことをやってます😨😱


ベルリンは1:23→1:15と劇的なネガティブスプリットでしたが、
ロンドンはビルドダウンでした。


ベルリンで慎重に入りすぎたのかもしれませんが、
いずれにせよ、連戦となった中でも
高いパフォーマンスを保てています。


次週はシカゴとボストンが連日となるので、
そう簡単にはいかないと思われますが、
限界に挑戦する姿を応援したいと思います。

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