マラソン大会にも多様性の波?
ボストンマラソンが、23年のエントリーより
Non-Binary(性自認が当てはまらない人)の
エントリーを受け付け開始しました。
23年度の基準タイムは女性と同じで、
今後更新していくようです。
ロンドンマラソンも続いています。
既に22年のブルックリン・ハーフマラソンでも
採用されているので、多様性に開かれる流れは
今後も出てきそうです。
多様性を尊重する主旨は良いと思いますが、
ボストンマラソンは他と事情が異なる気がします。
参加者の8割が資格タイムを満たした、
特別な意味を持つ大会だからです。
元男性→性転換で女性→女性のタイムで申請
となれば、不公平感を感じる人は居そうです。
(ある大会では、そうして入賞した方に
賛否が巻き起こっていました)
体つきやホルモンバランスなども違うので、
元の身体がどちらか、も重要でしょう。
ボストンがこのテーマにどう向き合っていくのか、
興味深いですね。
こちらはアデレードのレインボー・ロードです。
同性婚が合法化された記念に作られたそうです。
※ロンドンマラソンにもタイム資格はありますが、
英国在住者のみで、Non-Binary措置は
エリートには非適用なので問題にはならなさそうです。